京都東山区、
小さな土間のアトリエで、
haru nomuraの草木染めかばんは生まれています。
1NATURALDYE
haru nomuraでは、綿や麻などの天然素材を、植物染料による手染めで染色しています。同じ条件で染めたとしても、その日の気候や火の加減で、毎回少し違う色が染め上がります。その日の色や、偶然生まれたムラやかすれも布の表情と捉え大切にしています。また、四季折々の植物の色を集める「色日記」などを通して、四季を映した色を紹介しています。
2BAG
haru nomuraは、かばんを軸としたブランドです。かばんの形は直線縫いを基本とし、「シンプルな袋」のような仕立て方をしています。無駄な装飾が少ないため、生地の草木の色が引き立ち、軽量で、メンテナンスをしやすい形です。一方で、感覚的に布を繋ぎ合わせたアートピースのような、一点物のかばんも生産しています。
3MAINTENANCE
haru nomuraでは、販売後のかばんの定期的なメンテナンス「かばんの健康診断」を行っています。かばんを使用してしばらくたつと、 使う人の持ち方の癖や生活スタイルによって、擦り切れる、色褪せるという傷みや変化が生じます。生まれる傷みや変化は、使う人の数だけあります。haru nomuraのメンテナンスは「元どおりに戻す」ことを目的としていません。ポケットが必要な人にはポケットを付け足し、気分を一新したい人にはかばんの色を違う色に染め直すこともあります。使う人に寄り添うかばんに「作りなおしていく」メンテンスです。
4COLLABORATION
haru nomuraでは「草木染め」の技術を使って、一緒に新しいことにチャレンジしてくださる方、企画のご連絡をお待ちしております。これまでに、ホテルの客室インテリアのご依頼や、ニットデザイナーさんとの草木染めニットのコラボレーションなどを行なってきました。業種を選ばず、企業様、個人の方特に問いません。
Exhibitions
- 2014
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- 「haru nomura」恵文社(京都)
- 「おおきなかばん」idギャラリー(京都)
- 2015
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- 「旅するかばん」うわのそら(兵庫)、ちせ(京都)
- 「ニュイ・ブランシュKYOTO 2015」The Terminal KYOTO(京都)
- 2016
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- 「48の茶と100の鼠」モーネ工房(京都)、ガレリア表参道(長野)
- 「野村はるかのかばん展」青玄洞(北海道)
- 「暮れのいろ」ちせ(京都)
- 2017
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- 「・つぶ・つぶ・つぶ・の首飾り」シサム工房(京都)
- 2018
Commissioned works
- 2015
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- アーバンホテル京都二条 Premium(京都)
- 2016
Collaboration
- 2017
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- 「torici×haru nomura」knit Collection
Academic background
- 2013
- 京都造形芸術大学美術工芸学科染織テキスタイルコース卒業
- 2015
- 京都造形芸術大学大学院修士課程芸術表現専攻総合造形領域修了
- 2018
- 京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻博士号(後期)取得
- 2018–
- 京都造形芸術大学美術工芸学科染織テキスタイルコース 非常勤講師
- Graphic design|Nakamura Kentaro デザイン|仲村健太郎
- Photography|Yuki Moriya, Hirotsugu Horii 写真|守屋友樹、堀井ヒロツグ
- Web design|Kayoko Kobayashi ウェブ|小林加代子
- Illustration|Shinpei Yoshida イラスト|吉田紳平