Tag / #赤

2021.11.30

月桂樹

夜の鴨川の流れに逆らって、下鴨神社まで自転車を走らせる。みっこさんから、剪定した月桂樹の枝葉を頂いた。月桂樹、別名ローリエ。数日かけて煮出すと赤系の色になるとのこと。前に、冬青の葉を煮出した時と同じ原理か。作業の合間に5日間かけて、のんびりストーブで煮出す。1日目は黄色みが強く、2日目3日目と煮出しを重ねる毎にだんだん深みのある赤色に。アルミ媒染で、赤みの強い橙色。鉄媒染では緑がかった灰色になる。

2019.11.13

冬青②

2日間寝かせた冬青の抽出液は、酸化によって赤く変化していた。青々としていた緑葉から、こんなに鮮やかな赤が出るのかと台所で歓喜。染め上がりは、アルミ媒染で薄赤色。鉄媒染で紫がかった灰色。寝かせて、待って、出会えた色。

2019.11.10

冬青

冬青、ソヨゴと読む。葉がそよそよと風に揺れる音でソヨゴ、漢字は常緑樹で冬でも葉が青々と茂っているので冬青と書く。染料としては、青い葉から赤色が染まる魅力的な植物。1回目、火にかけると薄黄色の液が抽出された。鍋の横に集まるアクは、少し赤かった。赤色を抽出するため、染液を寝かせてみる。

2019.10.27

ビーツ

道の駅で発見して、しばらく冷蔵庫で眠っていたビーツで染める。ビーツの赤の色素「ベタシアニン」は、水に溶けやすい性質があるけれど、見た目の割に染まりにくい。水洗いの工程で、残念ながら色素が流れた。アルミ媒染で、桜貝みたいな淡いピンク色。

家の台所での染色は、アトリエでの染色に比べてより実験的。冷蔵庫を眺めて、まあやってみよう、という調子で始まる。ほうれん草を茹でたりするのと同じ感覚で手が動く。

2019.02.16

日本茜

貴重な貴重な日本茜を、有り難いことに分けていただいた。初めて、日本茜で染めてみる。普段染めているインド茜よりも、根がずっと細く(収穫の大変さを思う)煮出した時の香りも薬草っぽい。綺麗な黄色よりの朱色。ほんとは赤ピンクが出したかった、、勉強が必要。反省点は、もらってから一日放置してしまったこと、水につけておく時間が短かったこと、根を洗ってしまったこと。またいつかリベンジしたい。

2019.01.26

南天の実

今日は、京都も雪模様。庭先の南天の実が、雪に映えて美しかったので染めてみる。猫たちとこたつに入りながら、実を一粒一粒とる作業。最近は「暮らし」というより、「生活」の日々が続いた。上手く工夫して、日々にゆとりを持ちたいな。南天の実は、優しいサーモンピンクに染まりました。

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