2024.03.10
Seasonal Plants
季節のパフェとか、店主のきまぐれとか、そういった類の言葉に昔から弱い。一期一会ってたいせつ。その時々の草木や、身近な野菜や花で布を染めた、日記のようなものを製品化できないかと考え始めたのは去年の春。ちょうどタイベックのタグを追加生産するタイミングだったので、デザイナーの仲村健太郎さんに相談して、タグの使った染料を記す部分に「Seasonal Plants」という項目を入れてもらった。「季節の植物」を染料として使うことができるようになった。
構想を寝かせること、一年。
かばん制作の合間を縫って 、HPで公開している「Iro-Nikki」という染色実験の動画と連動しながら、手始めにharu nomuraの人気商品でもある巾着を染めてみた。数は1日大小合わせて2つだけ。
今回は、春の若草を中心に染色している。柔らかな色ばかり。巾着を手に入れた人は「Iro-Nikki」を確認して、その色を染めるまでの植物採集や染めの様子を楽しめる仕掛け。
今回のPOPUPを担当してくださっている、シサムコウボウの吉田さんが「Iro-Nikki」を好きと言ってくれたことも、やってみようと思うキッカケだった。
実験的に染めてみた、季節の巾着。
数量限定でシサムコウボウで販売します。
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haru nomura sacks and bags works
POP UP in SISAM gallery
2024.3.18 mon.-3.31 sun.
シサムコウボウ京都・裏寺通り店
Open 11:00-Close 19:30 ※最終日は17:30まで
在廊日:3.24 sun.11:00-16:00
〒604-8041 京都市中京区裏寺町591
裏寺町通蛸薬師上ル
今年初めてのPOP UPは、シサムコウボウ京都・裏寺通り店にて行います。
シサム工房は、京都発祥のフェアトレードブランドで「お買い物とは、どんな社会に一票を投じるかということ」をスローガンに掲げています。途上国に暮らす人たちの自立支援へ繋がるものづくりの「仕組み」が面白く、利潤を第一の目的にせず、作り手と共に生きていくことに重きを置いている会社です。
今回は、定番の商品の他、長年続けている色日記をもとに染め上げた限定カラーの巾着を発表します。春の京都でお待ちしております。
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