Archive / 2020.01
2020.01.29
きれはしかばん、かたちの塩梅
欠品していたきれはしかばんを、本日Storeに入荷しました。
今回は、お客様からのリクエストが多かった、ファスナー付き、斜めがけのきれはしかばんです。全て内ポケット付き。使いやすさと、きれはしを主役にしたヘンテコさ、かばん一点一点かたちの塩梅を吟味しながら作りました。
かばんの製作過程で、どうしても生まれてしまう布のきれはし。
きれはしは細長かったり、変形していたり、絡まり合ったり、ほつれていたり、色もさまざまです。きれはしかばんは、きれはしを主役に、できるだけハサミを入れず、ほつれや絡まりも大切なエッセンスとして生産につなげています。
きれはしかばんは自由なかばんですが、作る過程で無意識の制約があることに、最近気がつきました。
すなわち、かたちの塩梅。
どうやってかたちの味加減を確かめているか、という部分です。
<きれはしかばんのルール>
①きれはし同士の心地よい色合わせで繋ぐ
②主役のきれはしにあわせてかたちを作る
③かばんのキャンパスにきれはしで模様を描くように作る
④はみ出したり、絡まったり、隣り合う素材の面白さで繋ぐ
⑤あくまでも、使うものであることを意識する
今のところ大きく分けるとこの5つ。
①〜⑤を行ったり来たりする場合もあれば、かばんによっては、①が強くなったり、③と④のが同じくらい作用したりと、主役のきれはしによって変わってきます。
作り続けながら自然に生まれた、きれはしかばんのかたちのルール。
時にはルールからはみ出したり絡まったりしながら、きれはしかばんは生まれています。
2020.01.19
フレコンバッグ撮影の日のこと
フレコンバッグの撮影は、秋の終わりの頃でした。
早朝の左京区、宝ヶ池公園での撮影でした。
光や音、土や水の匂いに導かれながら、池の周りをゆっくりと歩いた記憶があります。
堀井さんが撮ってくれた一枚一枚に、みんなで感じた時間がはっきりと込められていて、目に見えるかたちでみなさんにお伝えできること嬉しく思います。
仲村さん小林さんが撮ってくれた、撮影の日の記録。
見返しながら、楽しい時間だったなあと、ついニヤニヤしちゃう。
Photo:堀井ヒロツグ
Design &Styling :仲村健太郎 /小林加代子
Model: 渡邉星子/ 神馬啓佑
2020.01.05
2020/1/10〜フレコンバッグ販売開始
明けまして、おめでとうございます。
新年最初のお知らせです。
昨年より温めてきた新作「フレコンバッグ」を、1/10からStoreで販売開始します。
今回はイメージカットを、写真家の堀井ヒロツグさんに撮影していただきました。
Instagram(haru_nomura)で、定期的に写真をUPしていきます。
HPの関連ページも、1/10に更新しますのでお楽しみに。
今年も植物の色を第一に、かばんのかたちを見つめつつ、丁寧にものづくりに向きあっていきたいと思います。まだまだ未熟で、マイペースなブランドですが、本年もharu nomuraをよろしくお願い致します。
photo:堀井ヒロツグ
styling:仲村健太郎 /小林加代子
Model: 渡邉星子 / 神馬啓佑