記憶を繋ぐリレーのかばん
「記憶のかばん」は、タンスの奥に眠っている古着と、古着との想い出のエピソードの寄付によって生まれるかばんです。日本の伝統的な染め直し技法「黒染」と、補強の技法「つぎはぎ」「刺し子」を用いてかばんに再生し、染色前の写真とエピソードをタグに添えて販売します。色とりどりの古着は、染め直すことで一気にモノトーンになり、使い込まれた痕跡やシミは目立たなくなります。これまでの記憶を残しながらも、一度染め直し、姿をかえることで一新して、また新しい記憶を刻んでいくものになればという思いを込めて「記憶のかばん」という名前をつけました。