2021.04.16
New haru nomura Tag&Bag!!!
本日は2つのお知らせがあります。
ひとつめは、新しいブランドタグについて。
新しくharu nomuraは、2種類のブランドタグを発表します。
1つ目は、縫製工場での生産のかばんに添える「タイベック」タグです。
「タイベック」とは、建築資材や医療用、農業用資材に使用される素材です。
紙のような質感が特徴で、草木染めでは、顔料の性質のある「藍染」や「柿渋染」を除いて基本的に染まらない素材です。
ブランドタグには染色データを記しています。
使用した植物染料、媒染剤、染色した日と温度・湿度の記録が一目でわかるデザインです。
天然素材のかばんとは異なる素材だからこそ、面白い質感。
完全に染まらないからこそ、見えてくる記録。
丸と直線を使って構成された幾何学的な書体。
haru nomuraの商品に緊張感を与えてくれる、ブランドタグに仕上がっています。
タグのデザインは、
Studio Kentaro Nakamura
仲村健太郎さん、小林加代子さんです。
2種類目のタグの制作も、現在進行中です。
どうぞお楽しみに!
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ふたつめは新作の「Pocket」について。
新作の「Pocket」は、その名の通り、衣服のポケットから発想を得て生まれたかばんです。
ポケットの別名は、「衣嚢(いのう)」といい、小物を運ぶために衣服に付いている小袋を指します。「嚢(のう)」は訓読みでは「ふくろ」と読みます。普段気にも止めないポケットという存在ですが、「衣の袋」そう考えると、最も私たちの暮らしに溶け込んでいる「袋」とは、ポケットなのかもしれません。
一見シンプルなかたちですが、持ち物をすっきり持ち運べる仕掛けがあります。
長財布やトラベラーズノートがちょうど入る、縦長サイズ。
洋裁のポケットの作り方を参考に、横側にはシームポケット。
このシームポケットが、本体中側では、仕切りがわりになっています。
国内で織られた「リネン」の素材を使用。
新作の「Pocket」には、タイベッグのタグがついています。
どんなお洋服にも合うように、敢えて金具はつけていません。
ポケットのない洋服のとき。
手ぶらで街を歩きたいとき。
ポケットを1つ増やす感覚で、持ってもらえたら嬉しいです。
どちらも、4/15~開催中の京都岡崎蔦屋書店さまでのPOP・UPでご覧いただけます。
ぜひ、お手にとってご覧いただけましたら幸いです。
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<haru nomura POP UP・京都岡崎蔦屋書店>
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2021年4月15日(木)〜6月30日(水)
※<5/31まで緊急事態宣言に伴い臨時休業>
京都岡崎 蔦屋書店
京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター京都 パークプラザ1階
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