Archive / 2023.03

2023.03.01

haru nomuraと人 vol.9緒方光介(User)

haru nomuraの周辺の人たちにスポットを当てたインタビュー形式のコラム「haru nomuraと人」。第9回目のゲストは、ユーザーの緒方光介さんです。

実は、緒方さんとは直接お会いしたことがありません。
というのも、緒方さんがOnlineで旅するかばんを購入後、Instagramでかばんをタグ付けしてくれたことで繋がりました。

私が知っているのは、九州に住んでいるということ、猫と暮らしていること、写真が好きだということ。とてもおしゃれに旅するかばんを持ってくださっていること。それくらいです。ただ、緒方さんの投稿がいつも魅力的で、もっと暮らしを知りたいなという気持ちで今回インタビューを依頼しました。
突然の依頼にきっと驚いたことでしょう。(いつかこれを読んでくださっている皆さんにもそんな鉄砲玉が飛んでくるかもしれません)

今回は緒方さんに、ご自身の日々の暮らしやharu nomuraのかばんとの出会いについてお聞きしました。

おすすめの、九州スポットも。ぜひ最後まで読んでみてください。

Q.普段の暮らしについて教えてください。

 福岡県の静かな住宅街で生活をしており、3年前に愛猫を保護して一緒に暮らしております。
 写真を撮ることや服が好きなので、休みの日はカメラを持って外出することが多いです。もともとそんなアクティブに外に出る人間ではなかったのですが、服と写真に興味を抱いてからは休日の過ごし方がかなり変化しました。写真を見るのも好きなので、昨年からは好きな写真家の写真集を少しずつ集めては外出前に写真集を見て、こんな写真撮りたいなぁと思いながら外に出かけます。
 外出時だけでなく家の中でも写真は撮るのですが、主に一緒に生活している猫の写真が多いです。3年前に保護してからずっと一緒にいますが、やはり日々の成長を記録に残しておきたくて。最近は写真が増えすぎたのでアルバムを作ろうと思っているのですが、選びたい写真が多すぎて困ってます。
 写真や服以外にも珈琲やサウナが好きなので、外出した際はお気に入りの珈琲屋やサウナに行ったりもします。サウナは銭湯でバイトするぐらい好きで、九州の有名なサウナを巡ったりしています。

Q.好きなモノやコトはありますか。

 音楽を聴くことが好きで、最近はCDやLPで聴くことが多いです。今までサブスクで音楽を聴いてきたのですが、受動的に音楽を聴くことやながらで聴いてることに疑問を抱くようになり、音楽を聴くだけの時間を作っています。もちろんサブスクでもこれは可能ですし、サブスクにも良さはありますが、フィジカルなモノの方が”愛着”が湧きやすい。
 とある音楽家の方が、愛が着地するためにはその着地場所、陸地がないといけないから、データのような質量のないモノには雲みたいに着地できないと言っていたのを思い出します。そうゆうモノにも愛着が湧くこともあるが、やっぱり質量があるモノの方が体重をしっかり預けて愛せる感じがすると。
 CDをセットするのも盤を裏返すのを正直面倒くさいですが、物理的なモノの存在を感じることで、アーティストが意図した流れで音楽を聴く大切さをより鮮明に思い出させてくれる気がします。やはり好きなアーティストの作品が物体として目の前に在ることは嬉しいですしね。
 聴いてる音楽のジャンルは結構バラバラで、オルタナティブロックやベットタイムミュージックも好きですし、インストルメンタルやアンビエントミュージックも聴きます。

Q. haru nomuraのかばんとの出会い。

 たまたまInstagramの投稿が目に入ったのがきっかけです。その時の投稿は守屋友樹さんが撮影された「旅するかばん」の投稿でした。
 当時、卒業研究のために毎日自転車で大学に通っていたのですが、大きなリュックサックやトートバッグしか所有しておらず、コンパクトな斜めがけで、でも沢山荷物が入るバッグが欲しかったんです。そんなときにあの写真に、haru nomuraに出会いました。黄金色のススキの高原で、グリーンのキルティングを着た女性が柿渋染めのリネンのバッグを斜めがけしている写真と、素晴らしい経年変化をしたかばんに惹かれ、感銘を受けました。すぐにオンラインショップを開き、写真と同じ「墨」というカラーを購入しました。

Q haru nomuraのかばんにまつわるエピソードがあれば、教えて下さい。

 本当に使い勝手が良く、外出するときはほとんど「旅するかばん」を使用しています。財布やモバイルバッテリー、カメラ等を入れるとなると小さいかばんには入らないんですが、「旅するかばん」はこれらを入れてもまだ余裕があるので、ついつい沢山入れてしまいます。内側にもポケットがあるので、細かいモノはそこに収納しています。こんなに沢山モノを詰め込めるのに、シンプルでコンパクトなかばんなので、主張しすぎないというか。このシンプルなデザインと粗野なリネンの生地、グレーの色味によって私の服装に馴染んでくれる感じが大変気に入っております。

Q さいごに

 名前の通り「旅するかばん」なので、無性に旅に連れて行きたくなります。北海道に行った際にセカンドバッグとして連れ歩いたのですが、まるで”相棒”と一緒に旅をしてる感覚になります。モノに愛着が湧いてるからと言ってしまえばそれで解決してしまうかもしれませんが、そんな簡単には片付けられない理由があると思っています。

 旅をするために必要な部分が過不足なく詰め込まれていて、日々美しく経年変化する「旅するかばん」
 今後もこのかばんと色んなとこに旅をして、歳を重ねていければと思っています。

【Profile】
緒方 光介 
1999年生まれ 福岡出身

○好きな食べ物
ちまき

○好きなアーティスト
カネコアヤノ 羊文学 きのこ帝国 相対性理論 新しい学校のリーダーズ 文藝天国 君島大空 predawn yonawo TOMOO RADWIMPS CHAI SHOW-GO spiderhorse clairo Tom Misch Marc Rebillet KID FRESINO kiki vivi lily どんぐりず sweetwilliam mabanua haruka nakamura ArkaToni Taylor Deupree

○好きな写真集
・川島小鳥『(世界) ² 』
・横浪修『KUMO』

○好きな映画
『サマーフィルムにのって』
『mid90s』

○福岡で好きなお店
・hazy
1番好きなセレクトショップ。私が着用してる服はほとんどがhazyで購入したものです。
・リトルスタンド大名店
hazyのすぐ下にあるテイクアウトのお店。”バリチャイ”が有名です。チャイ好きな方は是非。
・珈琲 花坂
雑居ビルの5Fにあるお店。優しいマスターとネルドリップのコーヒー、レコードが流れる空間。秘密基地のようなお店です。
・釜喜利うどん
福岡はラーメンも有名ですが、うどんも美味いです。すだちかけうどんと雲仙ハムカツ絶品です。
・ダメヤカレー店
福岡はカレーのお店が多いのですが、私はここのほうれん草キーマが1番好きです。
・天麩羅処ひらお
福岡に来た友人にご飯屋聞かれたら絶対ここをおすすめしてます。

【Instagram】
@ogttt07

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