2024.02.19

haru nomura sacks and bags works POP UP in SISAM gallery

2024.3.18 mon.-3.31 sun.
シサムコウボウ京都・裏寺通り店
Open 11:00-Close 19:30  ※最終日は17:30まで
野村在廊日:3.24 sun.11:00-16:00

今年初めてのPOP UPは、シサムコウボウ京都・裏寺通り店にて行います。

シサム工房は、京都発祥のフェアトレードブランドで「お買い物とは、どんな社会に一票を投じるかということ」をスローガンに掲げています。途上国に暮らす人たちの自立支援へ繋がるものづくりの「仕組み」が面白く、利潤を第一の目的にせず、作り手と共に生きていくことに重きを置いている会社です。

今回は、定番の商品の他、長年続けている色日記をもとに染め上げた限定カラーの巾着を発表します。春の京都でお待ちしております。

シサム工房裏寺通り店(京都)

2024.02.01

haru nomura と人vol.19 佐竹暖人(User)

haru nomuraの周辺の人たちにスポットを当てたインタビュー形式のコラム「haru nomuraと人」。第19回目のゲストは、九州出身のharu nomuraのユーザーで、現在は東京在住の佐竹暖人さんです。

オンラインストアの発送準備中、ふと手を止めて、お客様のお名前から人物を想像することがよくあります。数年前の12月、九州から2つの巾着のご注文を受けました。1つは自分用、もう1つは大切な方へのクリスマスプレゼントとして。お客様のお名前は、暖かい人と書いて暖人くん。小雪が舞う寒い日だったこともあって、深く記憶に残りました。

しばらく経って、東京の「準備中」でのPOPUPに、社会人として東京で働く暖人くんが顔を出してくれました。名前通りの好青年。話をしていくと、巾着の購入当時、大学のご友人間でharu nomuraが流行していたという話をお聞きしました。とても嬉しかったのを覚えています。その後大阪のPOPUPで、暖人くんのご友人の耕大くんと出会います。社会人になった九州の仲間たちに、各地のPOPUPで会っていくという不思議な展開。今回は暖人くんに、現在の東京での暮らしや九州の仲間たちについてお聞きしました。

Q.普段の東京での暮らしや、好きな休日の過ごし方について教えてください。

東京に住んでもう2年が経ちます。新しい環境、友達、仕事・・・不安な気持ちが無いわけじゃないけど毎日、最高に楽しく過ごせてるつもりです。すぐ近くには都会が広がっているし不便な事は何ひとつないように感じます。少し電車に乗れば、山も川もあるし、ちょっとした旅行なんてのも出来たりします。

休日は予定を立てない事が多いので、ゆっくり起きて音楽を聴きながら掃除や洗濯をしています。天気がいい日は自転車に乗って、ぶらぶら。大きい公園に行って、本読んだり。気になる喫茶店に行ったり。フラッと立ち寄ったお店で雑貨を買ったりなど、そんな休日を過ごしています。

Q.最近嬉しかったこと。

普段より年末年始をなが〜くお休みして地元、福岡に帰省してました。家族、お爺ちゃん、お婆ちゃん、友人達。色んな人にたくさん会う事ができました。

四年ぶり、成人式ぶり、1年ぶり。会えてなかった期間が長くても、話し始めたらすぐに昨日の続きのようなテンションで会話。思い出話、仕事、私生活、将来の夢、悩み。根掘り葉掘り聞いて、大盛り上がりでした。久しぶりのはずなのに、そんな感じの無いすごく心地の良い年末年始でした。福岡はご飯もとても美味しいです。お刺身、うどん、もつ鍋、明太子etc…美味しいものが沢山ありますよー!福岡行く時は是非ご案内させてください!!!

Q.haru nomuraのかばんとの出会い。

同じ大学に通う仲良し五人組の1人が「旅するかばん」を見つけてくれたのがきっかけです。好きな服、趣味、休日の過ごし方、空気感。全てが居心地良いそんなメンバー達からのオススメはすぐに好きになりました。「買っちゃおうかな?」と相談し合ったりコッソリ買ってお披露目したり。気づいた頃には春花さんのカバンを手に色々な所に「旅」してきました。

春花さんとは「準備中」でのPOPUPで初めてお会いしました。ちょうどその日、春花さんの友人の、画家の吉田紳平さんが展示のお手伝いをされていました。初めてお二人に会った最初の感想は、「うわ〜〜本物だ〜」「会えるんや〜」でした。笑
話してみると、めーっちゃ優しくてニコニコしてて柔らかい雰囲気のお二人がすごく印象的でした。tokyobikeで来た事を話すと、なんと春花さんも乗っている事が発覚!「一緒だねー!」って盛り上がってくれて、なんだか嬉しい気持ちになったのを覚えています。自転車と「旅するかばん」の相性は抜群ですね。どこまでも行けそうな気がします。

Q.九州の仲良しメンバーから、1言ずつお願いします。

寒い日も暑い日も、相棒のように使っています。九州は、全国的に暖かいので、冬でも比較的軽装でお出かけできる為、愛用してます。使い込んでいく中で色合いが変わるのも、使っていておもしろいです!(兒玉一樹)

お出かけの際はいつもharu nomuraのバッグを使っています。サイズ感が良く、草木染めで出す色味はとても鮮やかで、ファッションのワンポイントアイテムとして重宝しています。使っていく度に色が落ち、また違った色になる所も魅力的です(原田耕大)

Q.さいごに

なにか変わる様な気がして「準備中」まで、自転車を走らせたあの日の自分を褒めたいです。何気ない1日が、東京の生活が、春花さん、紳平さんと出会って「旅するかばん」を手にして変わった気がします。冗談っぽく聞こえるかもしれないけど、本当にそんな気がしています。これからも好きなものを大切にしていきたいです。

10周年おめでとうございます。
これからも素敵な作品を楽しみにしています。

【Profile】
佐竹 暖人
1999年生まれ。
九州の大学卒業後、就職で東京へ。
趣味は、自転車旅、サウナ、珈琲、読書、映画鑑賞。映画のエンドロールは観る派です。

【Instagram】
@sss_stk26

2024.01.25

haru nomura POPUP 2024

気がつけば、ブランドを立ち上げて10年が過ぎました。3月からは、11年目となります。ありがたいことに、年々お客様の層が広がっています。

昨年の東京のPOP UPでは、会場で偶然出会った、上品なマダムと金髪の青年が、互いに旅するかばんを選んでいる光景を目にしました。90歳のお客様が、孫に引き継ぐまで楽しく育てる!と、かばんをオーダーしてくださったのも印象的でした。10代から90代まで、年齢や性別、国籍を超えてユーザーがいます。「かばん」というゆるやかなプロダクトだからこそ、生まれた現象だと思います。

ブランドを立ち上げたばかりの頃は「ターゲットのお客様の層を明確に」とアドバイスいただくこと多かったのですが、煮え切らない性格もあって決めきれず。そのまま考えを寝かせていたら、型にはまらない独自のユーザー層が自然にできていました。

天然の素材、手仕事に魅力を感じてくださるお客様。
ファッションアイテムとしてお求めくださるお客様。
ブランドの理念に共感いただいて、興味を持ってくださるお客様。
いくつもの層が重なって、ブランドが支えられている実感があります。

ユーザーに幅があるというのは、いつかの自分の姿を重ねる契機でもあります。今私は30代ですが、展示に来てくださる60代のお客様が、切りそろえたシルバーヘアに黒のタートルネックを合わせて、柿渋の旅するかばんを使ってくださっている様子を見て、60代になったら絶対真似したい…と憧れています。10代20代のお客様を見て、かつての自分と重ねて思い出す記憶も多くあります。その時間軸に触れることができるのも、ターゲットを定めないから生まれた良さかもしれません。

さて、今年は拠点の京都で3つPOP UPを開催予定です。それぞれ全くカラーが異なる3箇所。その場所に合わせたアプローチができればと思っております。みなさんのご興味と、スケジュールの良いタイミングでお手にとってご覧いただければ幸いです。

京都でお待ちしております。

【haru nomura POPUP 2024】

3/18(月)~3/31(日)
シサム工房裏寺通り店(京都)
https://sisam.jp

6/29(土)~7/15(月)
VOU(京都)

9/14(土)~9/27(金)
恵文社(京都)

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